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日々あったこと・感じたことの備忘録

隅田川でお花見

3月の終わりころ、浅草から隅田川へ。

吾妻橋から言問橋までふらりと散歩。

満開の桜はとてもきれい。

 

シートを広げたり食事する人もなく、

歩くひとは写真を撮ったりするくらい。

 

 

久しぶりに訪れると、新しい店がちらほら。

 

TOKYO mizumachi(東京ミズマチ)っていうらしい。

浅草も新しいお店が開店している。

 

コロナで来てなくて知らなかっただけで、その間にもいろんな始まりは、起きていたのだ。

2021年のおみくじ  

 

つい、毎年神社でおみくじをひいてしまう。

 

今年のおみくじは、大吉。

 

「さびしさに  何とは 

なくて 来(き)て見れば 

うれし桜(さくら)の

花ざかりかな」

 

そして、

 

「おもうがまゝになる運です

短気をいましめて身をつゝしみ

何事にも心静かに他人とよくゝ相談して事をなさい

すべて心のまゝになるでしょう」

 

とのこと。

 

短気かなあ。

でも、考える前や思い立ったらすぐ始めてしまったりもあるし。

(やった後悔より、やらない後悔のほうがつらいから…)

大事なことほど他人には相談しないかも。。。

 

 

相談したり、熟考して始めたりしたらまた違う側面も見えてくるのかもしれないので

心に留めておこう。

 

 

1月の諸々。

1230日。

仕事帰りの電車内。

箱根駅伝のポスターが中吊りにあり、

「応援したいから、応援にいかない。」のキャッチコピー。

そこで初めて箱根駅伝の開催を知った。

 

1231日。

予約のみのお蕎麦屋さんでそばを食べる。

2年連続「迷宮グルメ」での年越し。

31日の夜にやっていた「孤独のグルメ」はちらっとしか見れず残念。

 

11日。

関東は毎年、いつもよいお天気。

晴れ。

車で近くの神社にサクッと行ってサクッと帰宅。

人出はなく、とっても静か。

 

今年の始まりは、

SNSバラエティー「ななにー」のゲスト、森且行さんと稲垣さん、草彅さん、香取さんとの11トークを視聴。

話を聞いていて、「SMAPの森くん」がいかにバランサーだったのかと感じた。

そしてものすごく3人に向ける顔が優しい。

 

会っていない空白期間を

さらっと飛び越えたかのように話をする稲垣さん、草彅さんとは対照的に

香取さんは、当時の事柄・疑問点を11つ確かめながら話を進めていくのが印象的。

一足飛びに、「はい、今2021年」とか わかったふりをしないで、散らばったピースを集めたり埋めていくような感じもなかなかおもしろかった。

 

14日。仕事始め。

なんだか緊急事態宣言が出てまた出社が難しくなるかもと社内で聞く。

前回(昨年4月上旬)の状態は避けたい、とバタバタ。

 

結局、

18日から埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県で

新型コロナウイルス感染所緊急事態宣言が発令。

期間は1ヶ月の予定で延長の可能性もあるよう。

昨年の宣言時とは異なり、今回は比較的電車にも街にも人出がある。

引き続き不要不急の外出は自粛。

飲食店は20時までの要請があり、市区町村の施設は閉鎖されているところもあり。

完全に休みの飲食店もあるし、昼だけ、夜だけ、予約だけの営業など、それぞれ。

 

何年かして、あのときはこうだった

となるのかなあ?

 

未来の人はどんなふうにみるのかなあ?

年末のニュース

草彅剛さん、ご結婚おめでとうございます。

年末にとてもうれしいニュースです。

愛ラブスマップで初めて知り、ジーンズや古着にとっても詳しくて

フラットでナチュラルで気負いがない人だなあと思っていました。

昔、ドラマのロケで後楽園で偶然見かけ、気さくにお客さんに手を振っていた姿が印象に残っています。

スマスマのコント「真夏の夜の夢」や「計算マコちゃん」

ドラマだと「任侠ヘルパー」や「沙粧妙子」が面白かったなあ

バラエティだとユースケさんとの「ぷっすま」が秀逸。

YouTubeや愛犬くるみちゃんを愛でる姿も自然体でステキです。

 

これからますますのご活躍を!

2020年のこと

気持ちの整理がつかないことだけど、忘れないように書いておく。

 

三浦春馬さんの一報を知ったのは

TBS音楽の日のテロップだった。

ちょうどflumpoolが歌うってときに

画面の上にちらっと見えて。

最初見間違いかな?

誤報かな?

と思った。

にわかに信じられずネットに情報を求めてしまったら

そう書かれていて。

 

どうして?

 

って思った。

 

最初に知ったのは、「ブラッディ・マンディ」というドラマ。

こんなにかっこよくて演技もできて若くて主役できる人がいるの~なんて

ミーハーなことを思いつつ、

内容も面白かったので毎週見ていた。(吉瀬さんもそこで初めて知った。)

 

それからたまにだけどドラマを見るようになって

私が直近で見ていたのは、TBSドラマ「私をはなさないで」だった。

 

その後買い求めた『日本製』(ワニブックス)という本を見て、

場合によっては人生の多くの時間をかけてやることを

たった数年でやり遂げてしまった人なんだなあと感じた。

 

竹内結子さんは、その日ネットとは無縁のところで過ごしていて

全く知らず。

話を振られてびっくり。

 

「白い影」や「あすか」で知って、「ストロベリーナイト」も好きだった。

竹内さんの独特の感性で紡がれる文章も好きだった。

仰天ニュースのハワイロケや

おじゃマップのロケで自分で運転もして気さくな姿とかも好きで。。。

楽しく見ていた。

 

 

芦屋星さんもブラッディマンデイで初めて知って…。

ストレートの黒髪がばっちり似合っていて

相棒の役もよく見ていた。

実感がなかったけど

相棒season19初回の最後にいくつか写真が出てたけど

みんな笑顔なのが余計悲しくて。

自然に涙が出てきてしまって

ああ、もういないんだって実感してしまった。

 

 

自分で思っているよりショックだったようで、

TVで未だ再放送が見れない。

チャンネルを変えてしまったりする。

 

 

もういないんだなあって

これから先いろいろと感じてしまいそうだなあ。

森くんの優勝

2017112日~5日に72時間テレビを見ていました。

新しい地図3人と森くんとの再会のシーンや、4人でレース場を夕日に照らされながら歩く姿。

なんだか映画のワンシーンのようだなあと感じていました。

あれから、3年。

2020113日にSG52回日本選手権オートレース勝戦

で森くんが優勝。

 

常々、ドラマのような人たちですが、

こんなことってあるんだあ、

ほんとに叶えてしまう人もいるんだ、いいもの見せてもらったなあ…ほかにも

様々な感情が湧いてきました。

 

それと共に、

まだまだ想像もつかない先があると思わせてくれる稀有な人たちだなあと感じました。

映画『ミッドナイトスワン』を見て・・・

映画、ミッドナイトスワンを見てきました。

割引等のない金曜日。朝一番の回でしたが8割は席が埋まっている状況。

先入観なしで映画の世界に浸りたいので前情報はCMで見ただけ。

とにかく、泣ける

ということは聞いていたのでタオルハンカチ持参で臨みました。

 

新宿のとあるショーパブで働くトランスジェンダーの凪沙(草彅剛)は、故郷広島の家族には

そのことを告げずに世間の心ない言葉に傷ついたり、身体の変調に苦しんだり経済的に厳しい中ながらも必死に暮らしていた。

そんなある日、母親の早織(水川あさみ)から育児放棄されている親戚の娘一果(服部樹咲)を預かることに。

最初は渋々だった凪沙だが、一果のバレエの才能を垣間見たのをきっかけに、ある決意をする。

というストーリー。

 

始まってすぐに、

あら、不思議。

草彅さんの声のトーンが凪沙。

髪を切って、外見がそれまでと変わるシーンがあるけど、

声のトーンはそのままで、まったく違和感がない。

 

物語が進むうちにそれぞれの人物の

思い通りにいかない気持ちにすっかり感情移入。

 

一果と同じバレエ教室で友達となるりんの気持ち、

(自分のレベルを客観視しつつ、だと一果のような才能をまざまざと見せつけられるのはつらい。でも、そんなに意地悪じゃなくてよかった。ビルの屋上で踊っていてそのまま空を舞って行ってしまったのにはびっくりしたけど。)

バレエ教室の先生である片平実花の

逸材を発掘してほかの生徒を置いてけぼりにしてどんどん指導にのめりこむ感じ。

早織の、本当はちゃんとしたいのに…といった気持ち。娘が取られそうな焦り。

(ちゃんとしたいけど、できないことってあるのよ。。。)

凪沙のタイや実家へ向かうときの気持ち。

うまくいかなくって、ずるずるとやらないといけないことを後回しにしてルーズになってしまう気持ち。(ここでは、術後のケアをおろそかにしてしまった。)

凪沙の友人瑞貴のわかってるけど、とめられなくて落ちていってしまう感じ。

 

感情の動きとか、人生がままならないとか

環境とか、

これって誰にでも

大小の差こそあれ、生きていくうちにぶつかることだよなあって思ったり。

ある一人の人間の物語として

とても興味深い映画だと感じました。

 

一番印象に残っているのは、

凪沙のリクエストで一果と一緒に海に行くシーン。

ちょうど、凪沙が海を眺める目線の高さが

映画館で見ている私の座席の高さとちょうどシンクロして

一瞬、私も浜辺で海を眺めているような感覚に陥ってまう。

 

凪沙が浜辺で息を引き取ったことを知って、

一果が寄せる波も気にせずにどんどん沖へ歩いていく。

ここに音楽が畳みかけるように流れていて、

一果は決して声を上げることはないんだけど。

その感情が見ているこちら側に

わあって広がって。

涙が止まらなくなってしまい、嗚咽を必死でこらえました。

 

せっかく会えたのに、『別れ』なんて。

中学生の一果にとってなんてつらいんだ。

これを乗り越えるのはあまりに残酷だなあ

と思いました。

 

 

 

 

未成年のこどもにとって、環境ってどうにもならないのよね。親の保護下に置かれている。よい環境ならいいけど。まず、そこから離れるにしてもお金が必要だし。

 

海外で前を向く一果の姿で終わったので

希望がある終わりだったけど、

いろいろな感情がないまぜになって思わず自分の10代のころを思い出してしまった。