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日々あったこと・感じたことの備忘録

下町散歩 ~神田川編②~

神田明神では、神馬のあかりちゃんがいました。

暑いからか少々お疲れ気味かな?

 

神田明神を後にし、聖橋を渡り一同は、ニコライ堂へ。

御茶ノ水に来た際、よく外観脇を通っていましたが、中に入るのは初めて。

拝観献金として300円を払い、ろうそくをいただき灯します。

(4月から9月の拝観は13時~16時と決まっているようです。)

なんとも厳かな気分になりました。

 

その後、再度聖橋を渡り湯島聖堂へ。

木陰で涼しいと思いきや蚊が!

つい、都内だと忘れがちですが、室外なのですよね。

虫よけスプレー必須を痛感。

 

何人か来訪者がいましたが、石段に座ったり、大成殿、杏壇門で休んだりと

なんともまったりとしだ時間が流れています。

 

楷書の語源となった、「楷」の木を見て孔子銅像の横を抜け、仰高門から外へ。

 

この後は、本にはありませんが、

2013年に出来た『マーチエキュート神田万世橋』へ。

こちらは、明治時代に造られた旧『万世橋』駅の高架橋をリノベーションしたもの。

万世橋駅時代の階段が残っており、階段にいるとまるでタイムスリップしたような気分。

『2013プラットホーム』では行き交う中央線をガラス越しに見ることができます。

上りが来たな~と思っていたら下りが来ていつまでも見ていられる感じ。

本当に駅のホームにいるようで、

でも決して乗車はできないし電車も停車することはない

現実から切り離されたような、非日常観。

テンションが上がります。

 

ホームにはカフェもあるので、時間のあるときに電車を見ながら

ゆっくりお茶でもしたい場所です。

下町散歩 ~神田川編①~

「おいしい味とゆったりした時間を味わえる東京の老舗」12店をセレクトした本、

『東京おいしい老舗散歩』(かもめの本棚 株式会社東海教育研究所)

 

 老舗の味、下町の四季、歴史が息づく路地裏散歩を、

12ヵ月のおすすめ散歩コースにして紹介しています。

 

6月は、 秋葉原まで神田川を歩く―竹むら

 

6月30日に訪れた分の備忘録です。(本のコースとは逆回りで)

 

まずは、揚げまんじゅうを食べに東京メトロ丸ノ内線淡路町駅から

徒歩3分。甘味処「竹むら」へ。

 

暑い日だったので、中に入るとひんやり~

メニューにあるかき氷に強く惹かれましたが、

ここは揚げまんじゅうを注文。

アツアツのおまんじゅうが1皿に2つ乗って出てきました。

甘さもほどよく揚物って感じも強くなくっておいしい!

 

お茶を頂き、次は、柳森神社へ。

いろいろな神社が祀られており、御朱印のスタンプが置かれていました。

 

そして、神田川に架かった万世橋秋葉原側へ渡り神田明神方面へ。

途中昌平橋でしばし水分補給。

何分蒸し暑いので道中休み休み、歩を進めます。

神田明神の前で甘酒を頂き、鳥居をくぐります。

神門左に手水舎がありますが、柄杓はなく自動で水がでてきます。

行ったときは、一部だけ使用できるようになっていましたが、

多くの人が参拝するときはすべて使えるのでしょうか? 

ずいぶん合理的な造りです。

 

境内に入ると、左側に人の列が。

大黒様にお参りする人たちです。

 

そして、正面には茅の輪。

この時期になると毎年テレビや新聞などで目にしてましたが、

茅の輪をくぐるのは初めての体験。

作法が掲示されており、みんなが回っている後にくっついて、

私もそれに倣いくぐります。

お正月から半年間の穢れを祓い、残りの半年の無病息災を祈願できたと思います。

 

下町散歩 ~神田川編②~ 

へ続く。

落合陽一「山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」展

4月20日(金)から6月28日(木)まで神宮前のEYE OF GYRE(5階)で

メディアアーティストの落合陽一さんの個展が開催されていました。

 

ちょうど渋谷でランチする前日に読んでいた雑誌HERS(ハーズ)で、この個展が

紹介されており、おもしろそう、これはいかねば! と思いたったのです。

 

渋谷から歩けないこともないと、ランチ後ウィンドウショッピングをしながら、

原宿・明治神宮方面へプラプラ。

雨でも、表参道には人がたくさん。

神宮から行くとキティランドの先にGYRE(ジャイル)がありました。 

 

建物に入ると吹き抜けになっており、

地下1階から地上5階までインスタレーションを展示。

エスカレーターで登って行く途中も楽しめます。

 

 

キーワードは、「計算機自然」「山紫水明」「事事無碍」。

15点の作品は、それらをモチーフに展示、構成。

入口には、華道家辻雄貴氏の作品とのコラボレーション。

シャボン玉の膜をスクリーンにした作品やカエルのオブジェなど。

 

HPや雑誌などで知ってから行くとより楽しめる感じです。

 

作品はすべて購入可能だそう。

 

 

空間の非日常性は、

外が雑多な分、余計そう感じるものでした。

 

その中でも気に入ったのは、

暗い部屋の中で物質と映像が混じり合う、2作品。

「Levitrope」と「Silver Floats」。

 

物質と映像が曖昧になる部屋で

一つ目は、6個の鏡面の球体が、空中に浮遊したままの状態で

ゆっくりと周回する「Levitrope」。

もう一つの作品「Silver Floats」は、

さまざまな周期の波形をかたどったオブジェが

浮遊して回転しながら、それでいて風景の映像が写り込む作品。

 

ずっと見ていたいかんじ。

この2作品が人気なのもよくわかりました。

暑い日が続きますが…

ものすごく暑い日が続いています。

とうとう、昨晩は初めてエアコンをかけっぱなしにして寝ました。

命の危険を感じて。

 

さて、夏と言えば甲子園。

私が通っていた高校の野球部は甲子園に出場するほどではありませんでしたが、

全校生徒がバスに乗って応援に行くってものがありました。

(全国大会に出場する部活は応援に行ったことないのに! 野球って特別なのかな? )

 

で、昨晩。

私は夢の中で高校生に戻り、なぜか野球部を応援するという場面に出くわしていました。

暑いからでしょうか?

野外ではなく、TVのモニターでの応援です。私の席の隣に高校時代の友人A、

またその隣に友人Bが座っていたのですが。

その友人Bの顔を見て、アレッ?

と感じたのでした。

 

というのも、

1年半前に亡くなった友人だったからです。

でも、夢の中の私は単純で、高校のときだからいいのか~

なんてのんきに思っていて。

そして、その友人Bの穏かな顔を見て、顔色がとてもよいことにホッとしていて。

 

そのうち、夢はいつの間にか家の場面に変わったのでした。

 

 

朝起きて、

 

今度は、これが現実世界だとわかっているので、

見た夢を反芻して、

「そうだ。亡くなったんだよね。」

と思いなおし。

 

でも、

夢の中の彼女は、

今まで見てきた中で一番顔色のよい彼女でした。

「138億光年 大いなる宇宙の旅」~NASA60周年 天体写真ベストセレクション~

 

 

FUJIFILM SQUAREでは、2018年6月22日(金)から7月11日(水)まで

企画展「138億年 大いなる宇宙のt日」~NASA60周年天体写真ベス

トセレクション~が開催されています。

開催時間:10:00~19:00(入場は18:50まで)

 

こちらは、「ミッドタウン・ウェスト」の1階部分にある写真のギャラリー。

「日本のグラフィックデザイン2018」展鑑賞後こちらに向かいました。ミッドタウンのガレリアとは建物がつながっていないので、いったん外に出てから入場。

 

HPによると、
 ~幅広い年代の層の方々に、「写真」の持つ素晴らしさに触れて楽しんでいただき

  たい、という思いを込めて設立。館内には、富士フイルムの秘蔵アンティーク

  カメラコレクションを展示する写真歴史博物館も併設。入場無料なのでお気軽に

  お立ち寄り下さい、~

とあります。

 

今回の企画展は、1958年に設立されたNASA(米国航空宇宙局)創設から今年で60周年とのことで、NASAの惑星探査機や宇宙望遠鏡などがとらえてきた画像アーカイブの中から、全体を大きく2つのパートに分け画像が紹介されています。

 

下記公式HPより抜粋

<第1部 太陽系の天体
様々な惑星探査機や観測衛星によってもたらされた目覚ましい成果の数々に加え、国際宇宙ステーション等から見た地球の姿も含めて展示。

第2部 NASAの宇宙望遠鏡群によって観測された天体画像
恒星の誕生や死に関係する美しい星雲や多くの恒星が集団をなす星団、様々な形の銀河、銀河の集団である銀河団。それらの天体を、可視光や赤外線、X線などでとらえた画像は、宇宙の壮麗さを表現しているばかりでなく、宇宙の起源に思いを馳せる契機をも与えてくれます。>

 

撮影される画像は白黒で、そのあと色づけをするそう。

火星や木星はさながらアートのよう。

 

銀河の写真を見ると

小さいころ、科学や自然史系の博物館でみた宇宙の様子を思い出し、

見入ってしまいました。

 

7月1日(土)には、国立天文台 副台長 渡部潤一氏による記念講演会、

7月7日(土)には、国立天文台 副台長 渡部潤一氏 ・タレント 黒田有彩氏による記念トークイベントが開催されるそうです。

 

ミッドタウンのショップ開店前や近くでお買い物された際に

寄られてもいいかもしれませんね。

日本のグラフィックデザイン2018

東京ミッドタウン・デザインハブ第73回企画展「日本のグラフィックデザイン2018」が、2018年6月20日(水)~7月31日(火)11:00‒19:00(会期中無休・入場料無料)開催されています。

会場は、ミッドタウン・タワーの5階(デザインハブ)にあるので、

エレベーターで会場へ。

 

会期中にはグラフィックデザイナー・アートディレクター等によるトークイベントが開催されるそう。

 

そもそも、

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)というのは、

会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体のこと。

1981年より発行を続ける年鑑『Graphic Design in Japan』2018年版の発行を記念して、厳正な先行を通過した約600作品の中から、今回は収録されている約300点を展示。

 

第20回亀倉雄策賞を受賞した中村至男の個展告知・展示ポスターや、21_21 DESIGN SIGHTにて開催された「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」のグラフィック、「お茶のいろは by namacha」の空間構成など、様々な作品が紹介されています。

 

 

雑貨、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインなど、展示物は様々。

 

個人的には、東京メトロ日比谷線ドラえもんポスターがお気に入り。

気になって、メトロのHPを見に行ったことを考えれば、ポスターとしての役割は十分果たしてるってことですよね。

 

お買い物がてらぷらりと立ち寄り、お気に入りを見つけるのもいいかもしれません。