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日々あったこと・感じたことの備忘録

落合陽一「山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」展

4月20日(金)から6月28日(木)まで神宮前のEYE OF GYRE(5階)で

メディアアーティストの落合陽一さんの個展が開催されていました。

 

ちょうど渋谷でランチする前日に読んでいた雑誌HERS(ハーズ)で、この個展が

紹介されており、おもしろそう、これはいかねば! と思いたったのです。

 

渋谷から歩けないこともないと、ランチ後ウィンドウショッピングをしながら、

原宿・明治神宮方面へプラプラ。

雨でも、表参道には人がたくさん。

神宮から行くとキティランドの先にGYRE(ジャイル)がありました。 

 

建物に入ると吹き抜けになっており、

地下1階から地上5階までインスタレーションを展示。

エスカレーターで登って行く途中も楽しめます。

 

 

キーワードは、「計算機自然」「山紫水明」「事事無碍」。

15点の作品は、それらをモチーフに展示、構成。

入口には、華道家辻雄貴氏の作品とのコラボレーション。

シャボン玉の膜をスクリーンにした作品やカエルのオブジェなど。

 

HPや雑誌などで知ってから行くとより楽しめる感じです。

 

作品はすべて購入可能だそう。

 

 

空間の非日常性は、

外が雑多な分、余計そう感じるものでした。

 

その中でも気に入ったのは、

暗い部屋の中で物質と映像が混じり合う、2作品。

「Levitrope」と「Silver Floats」。

 

物質と映像が曖昧になる部屋で

一つ目は、6個の鏡面の球体が、空中に浮遊したままの状態で

ゆっくりと周回する「Levitrope」。

もう一つの作品「Silver Floats」は、

さまざまな周期の波形をかたどったオブジェが

浮遊して回転しながら、それでいて風景の映像が写り込む作品。

 

ずっと見ていたいかんじ。

この2作品が人気なのもよくわかりました。